願い叶わず。


  珍獣のおかげで バランスを保つ。



  「生活必需品」というより「身体の一部」



  過去を消す事は不可

  が 「封印」することは可能。

  「いま」を守るためには幾重にも鍵をかけて封印。







  傷口に「塩」ではなく「毒」を塗られた

  片膝をついた。

  立ち上がる自信は     もうない



  また 狂うか?  その方が楽だ。

  いや 踏みとどまる。



  「無限」など この世には存在しない

  限界が見えてきた。

  見たくはない   目を閉じる。

  


  確かに強い  

  だが 張り詰めた弦は 切れやすくもある。

  


  愛憎は紙一重

  ボーダーラインの上 立ちすくむ



  封印された扉開く時

  きっと異形のものとなる

  それだけは できぬ。

  その前に 己を 断つ

  覚悟はできている。




  なぜ まだ ここにいるのだろう

  罰は 充分に受けた

  もう 釈放してくれてもいいではないか

  いつまで この檻に入れておくつもりだ?